プリン体ゼロのビールを飲んでも、気休めにすらならないって知ってますよね?

いつでも、美味しいからやめられないんですよね。でも、やめないと高尿酸血症的には。。。

そろそろ忘年会のスケジュールを立てなければ、という時期になってきましたが、そうなるとアルコールの摂取量が一段と増えて、健康管理も大変になってきますよね。特に二日酔い。二日酔い対策にサプリとか使いたくなりますよね。

一説に【第3類医薬品】ハイチオールCプラス 180が効くと言われています。主な成分であるビタミンCが体内での代謝を促進することでアルコールの分解を助ける、そうです。

じゃあ、これとプリン体の少ないビールで乗り切れる!なんて思ったあなた。根本的にこれ、高尿酸血症を加速させることになるのですが、なぜでしょう。

結局アルコールは何を飲んでも分解すると尿酸を生成する

まず、飲んベェさんにとって一番悲しいお知らせです。

アルコールを体内で分解するには代謝が起こります。これによっても尿酸が生成されてしまいます。確かに肝臓でプリン体が代謝されて尿酸が作られる、という話があるから、ビールのようなプリン体の高いアルコールを摂取しない、もしくはプリン体のカットされたビールを飲めば。。。と思いがちなのですが、アルコールそのものの分解ですら生成されてしまうのですから、アルコール自体避けたいことになります。

しかも、この代謝は通常の食事で必要とする代謝以上のものが使われます。それくらいアルコールの分解にはエネルギーが必要なのですね。

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アルコールの分解で尿酸値を高めるのはそれだけじゃない – 乳酸の意地悪

実は、アルコールの分解で作られる困ったちゃんは、それだけではないのです。分解のプロセスで乳酸も作られます。あの運動すると作られて筋肉の疲れの原因とも思われているあれです。まぁ、一生懸命アルコールを分解すれば、そりゃあ、出来そうですよね。でも、これ、尿酸の体外への排出という観点ではいたずらをしてくれて、体内に蓄積するように働きかけるのです。しかも、そもそもアルコールの代謝などで通常より多く生成されている状態で蓄積されたら。。。尿酸値的には上昇する他にないですよね。

アルコールの利尿作用も実は毒だった

さて、アルコールには利尿作用があるのは多くの人が体感していると思います。利尿作用ってことは、コーヒー同様に尿酸の体外排出を促すんじゃないの(だから増えた分減らしてチャラだよね?)と、思いたいのですが、残念などうもそういい話では無いようです。この利尿作用で先行して体内の水分が体外に排出されてしまうことから、尿酸値の計算の分母にあたる体内の血液量を減らし、結果として尿酸値を押し上げる結果に終わるだけ、なのです。あーあ。

そして、二日酔い対策がさらに。。。

そして、二日酔い対策のビタミンCなどですが、代謝を促す、ということは体内での尿酸の生成、しかも尿酸の体内における生成のうちの8割の方、を活発にする訳ですから飲酒による影響同様に結構インパクトがありそうです。しかも問題なのは自然体での代謝のスピードには身体はある程度()慣れている位の緩やかな上昇かもしれませんが、ビタミンCなどのサプリを使って促進させるということは通常よりも急速な代謝が起こりますので、尿酸の増加も通常よりも早くなります。

高尿酸血症で注意すべきは急激な尿酸量の変化

実は、高尿酸血症による発作は尿酸値の高さと共にその変化の度合いの高さにも依存すると言われています。よく、尿酸値が高いと激しい運動してはいけない、と言われていますが、これは激しい運動により体内で急速に代謝が進むことで尿酸値の増加が急激に起こることにより発作を起こしやすくするから、なのです。この反対に投薬によって尿酸の体外排出を促す際にも、急激に行うと尿酸値が下がり、これによっても発作が起こりえる、のです。

ですので、アルコールのような体内の代謝を大きく促すものの摂取をそもそも控えるべきで、プリン体が少ないからいいや、は残念ながら気休め程度でしかない、のです。

とはいえ、やめられないですよね。。。

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