尿酸ってそもそもなんですの? -まず敵を知ろう

尿酸の結晶 - 綺麗だけど痛そうだ

尿酸の結晶 – 綺麗だけど痛そうだ (wikipediaから拝借しております)

尿酸、数値ではよく見るけれども漢字からどんなものか想像がつかないですよね。まぁ、体外に排泄物を出す尿に関連するものであって、酸性の性質を持つ、くらい。でも、これのお陰でいろいろと大変なことになる可能性もあるので、まず敵を知るという意味でどんなものか理解していきましょう。

スポンサーリンク

尿酸とはいったい何?

尿酸とは、端的に言えばプリン代謝の酸化最終生成物だそうです。ん?また更に分からない言葉、でも聞き慣れた「プリン」と言う言葉。スイーツか、ビールに入っているから控えよう、という「プリン体」のあれか。と思ったらいい線行っています。では、まずプリン代謝から追いかけてみましょう。

プリン代謝とプリン体の関係

プリン体とはあのスイーツのプリンには関係なく(そもそもあれ、pudding:プディングだし)、DNA を構成する塩基のことを言います。と言われて分かるのは化学がちゃんと分かる人だけ。なのでもう少しかみ砕いて言うならば、よくいう、DNAというのは、人をはじめとする地球上の生き物の遺伝情報の継承と発現を担う高分子生物物体のことですが、要はあなたや私の容姿や体格、果ては人であることなどの情報を記録して次世代につなげる役割を果たす、分子が複雑に絡みあったもの、ということで、二重らせん状の画像が有名ですね。

プリン体の正体

で、プリン体というのは、その一部、だという訳です。もし細かく言うならばDNAを構成するのは「ヌクレオシド」にリン酸が結合した「ヌクレオチド」が多数連なった「ポリヌクレオチド」で、それが二重らせんなったものがDNA、なのですが、「ヌクレオシド」は「デオキシリボース(糖)」と「塩基」の化合物であり、その「塩基」が「プリン」と「ピリミジン」に分けられるので、その「プリン」の方がプリン体、プリン塩基、と呼ばれるあれ、なのです。ちなみに、これにも二つあって「アデニン」と「グアニン」だそうです。化学好きならここで化学記号でも出すと喜びそうですが、私は理系だったけどそうでもないのでここでは割愛。

えっと。。。ということは、ビールの中にプリン体が入っている、というのは、この「アデニン」だか「グアニン」だかを含むDNAが入っている、ということのようですね。DNAなんだからそりゃ、あちこちにあるはずだわ。。。

代謝って?あの代謝?

で、それが代謝される、って化学だと軽く言うけど、代謝って何でしょう。あの、代謝がいいから汗が出るとかのあれ?

化学で言う代謝は、ざくっというと、生命維持のために有機体が行う、外界から手に入れた無機物や有機化合物を素材として取り入れて行う一連の合成や化学反応の事。まぁ、確かに前述の新陳代謝と同じことですね。で、DNAレベルでも同じように合成や化学反応をすることで、最終的に尿酸が作られていく、ということなのです。

余談ですが、尿酸は鳥類や爬虫類の多くでは固形の尿として排泄されるそうです。人でそれだと尿路結石?痛そう。。。

まとめと今後

尿酸がDNAの一部が形を変えたものだ、ということがわかったところで、では実際に日常生活でどうやって体内で増えたり減ったりするのか、というプロセスを理解しないと、多い少ないを考えることが出来ないような気がします。次の記事ではその点について理解を進めていけるようにしましょう。

スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする